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6月, 2010の投稿を表示しています

UK2010 ⑤

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夕方は某スピリチュアリストチャーチに向かいます。 英国各地にはスピリチュアリズムの啓蒙のためのチャーチがあり、これまた主にボランティアが運営しています。 チャーチといってもイエス像やマリア像、立派な祭壇などはありません。 英国国教会の国ですので少なからずキリスト教の影響を受けてはいますが、どこのチャーチも基本的には宗教色は薄く、質素なコミュニティセンターの趣です。 訪れた晩は Wendnesday Service の日で、ミディアムの Peter Richard がクレアボイアンスを行なっていました。 スピリチュアリストチャーチはどこもフレンドリーにゲストに接してくれますが、ここのチャーチもウエルカムの雰囲気満載で私たちを迎えてくれました。 クレアボイアンスでは我々のグループの一人がメッセージをいただくことができました。 プライベートな内容なのでここでそれを明らかにすることはできませんが、図星のことばかりで当人は大変驚いていました。 今日はじめて会った英国人に色々言い当てられるのですから無理もありません。 と同時に深い愛に包まれたメッセージでもありましたので、激しく心を揺さぶれたようで、翌日の朝までこの話題がつきませんでした。 帰り道に着いたのは午後9時を回っていましたが、外は十分に明るいままでした。 この季節の英国はサマータイムのおかげもあり午後11時を過ぎないと暗くなりません。 夕方の時間を有意義に過ごせますし、犯罪に巻き込まれる心配もちょっと軽くなります。 今晩は翌日のプライベートシッティングに備え、早めに就寝です。

UK2014 ④

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英国滞在5日目の午前中はスピリチュアルヒーリングです。 かのハリーエドワーズが数々の治療を行なっていたその場所で、スピリチュアルヒーリングを受けられることには感慨があります。 今回はMaria、Judy、Susan、Owenが私達の治療を行なってくれました。 初診表にはもちろん英語で記入しなければなりませんが、皆さんしっかりと準備してきてくれたおかげで、スムースにヒーリングに入ることができました。 以前訪れたときはハリーが実際に治療を行なっていたOld Sanctuaryでのヒーリングでしたが、今回は人数が多いせいか増築部分のNew Sanctuaryでのヒーリングとなりました。 もちろん場所に関係なく、とても良い時間を過ごす事ができたのは言うまでもありません。 ハリーエドワーズ治療院では驚きのサプライズがありました。 それは、滅多に日本でもお会いしてなかった方々が、同じ日ほぼ同時刻にヒーリングの予約を入れていらして、ここ英国の地で再会したことでした。 日本での近代スピリチュアリズム研究の草分け的存在の一人である山本貞彰先生の下で、かつて私はスピリチュアリズムの薫陶を受けさせていただいておりました。 私が学ばせていただいていた頃、ほぼ同時期に同じように学んでいた方々と再会することができたのです。 ちょっとした同窓会気分で、これまた良い時間を過ごす事ができました。 この世に偶然は無いといいますので、この再会にもきっと意味がある事なのでしょう。 その意味はあとで時間が教えてくれるに違いありません。 昼食をいただき、スタッフの皆さんに感謝を伝え、次の地に向かいます。

UK2010 ③

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コッツウォルズ地方を発つ朝の食卓には心地よい沈黙の時間が流れていました。 沈黙を嫌う誰かが無理に話題を振るわけでもなく、皆さんが本当に「今」に浸り始めた証です。 Retreatの目的はほぼ達成されたようです。 再び車に乗り込み、今度はハリー・エドワーズの治療院(The Harry Edwards Healing Sanctuary)を目指します。 よりスピリチュアルな雰囲気に包まれた3日間がはじまります。 世界的に有名なスピリチュアルヒーラーであるハリーエドワーズが、ロンドン郊外のサリー州に開いた治療院は、彼の死後も大切に保存され今でもスピリチュアルヒーリングを提供しています。 ハリーの死後数年は弟子のレイ・ブランチ夫妻が引き継いでいましたが、その後はパトロンさんの手に委ねられ、今では多くのボランティアが日常の運営を行なっています。 パトロンというと日本では淫猥な響きがありますが、現地では純粋に援助者の事を指します。 会社が利益をあげることができたり自分が財産を築くことができるのは、自分の力だけではなく社会が儲けさせてくれたおかげであるという思想が西洋では根付いています。 したがって利益や財産の一部を、公共性の高いものや文化的・自然的価値が高いものなどに寄付して、社会に還元することが当たり前になっています。 どれだけ財産を得たかということより、どれだけ個人の財産を社会貢献に役立てたかで評価されるような社会です。 これは一部のお金持ちに限った話ではなく、市民が少ない資金で参加できるナショナルトラスト運動にみられるように、社会全体が共有している価値観です。 もちろん日本でもそういう意識の高い人がいらっしゃいますが、社会全体が共有しているイメージや価値観とは言えません。 先人達の努力のおかげで経済的豊かさを得ることができた日本ですが、その豊かさに見合った心の豊かさを実現できているのかどうか…。 世界にはまだまだ手本にすることがありますね。 治療院は、パトロンからの援助と利用者からの寄付金で運営されています。 入口には主なパトロンの名前が載っているボードが掲げられていましたが、その中には地元のロータリークラブの名前もあり、スピリチュアルヒーリングがいかに英国社会に根付いているかということを再認識させられました。 滞在中はStephenが色々な世話をしてくれました。 とても気

UK2010 ②

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2日目からは本格的に始動です。 まずは日本での日常で溜まった垢を落とす作業(Retreat)です。 日本出発前にお願いしていたことは、「旅行中は今に集中する」ということです。 翌日の心配や段取りをしたり、日本に残してきた仕事や家族などのことを振り返ると、その途端に取り越し苦労が始まって「今」を楽しめなくなってしまいます。 人間、「今」に生きているととても心が落ち着いて平和な気持ちになれるものです。 さて、今回参加してくださった方のうち何人の方が実践していただけたでしょう? 途中に観光を入れながらコッツウォルズ地方のある小さな村を目指し、車を走らせます。 多少観光を入れるのは、少しずつ意識を日本から離していく目的があります。 今回はBlenheim Palaceと、花の美しい季節だったのでHidcote Manor Garden、Kiftsgate Court Gardensに立ち寄りました。 2つのGardenへの道は雄大な田園地帯の細い道路です。 そんなせまい道路なのに大型バスと何度か出くわし、そのたびにギリギリのすれ違い。 それらの大型バスはすべて日本人の団体客でした。 おおらかな景色の英国の田舎には、どれだけ不釣合いな光景だった事かご想像いただけると思います。 目的の村は、下見のときと同様しっとりとした雰囲気で、滞在する者を癒してくれるように私たちを出迎えてくれました。 3日目は、瞑想の後3時間ほどフットパスや近所の村でウォーキングを楽しみ、帰宿後はヒーリング。 程好い肉体の疲れと、穏やかな環境、そしてヒーリングによって日常の垢はずいぶん取れてきました。

UK2010 ①

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今回から数回は今年のUKツアーのご紹介をさせていただきたいと思います。 UKツアーの目的は、自分自身の本質は意識体(魂)であることを再確認することです。 日常の垢を落とし、できるだけピュアな状態になっていただいて、スピリチュアルガイドと交流をもっていただきます。 今年は私の他に女性2名、男性1名の計4名での旅となりました。中部国際空港(セントレア)からヘルシンキ経由でまずはロンドンを目指します。 ヘルシンキへは約10時間のフライト、到着時の外気温は11℃。 さすがに北緯60度の気候は涼しいです。 ヘルシンキのヴァンター国際空港は増築がされていて、3年前に利用した時よりも広くなっていました。 が、コンパクトであることには変わりないので、乗り継ぎはスムース、問題なくトランジットできました。 ロンドンへはさらに2時間半弱、ヒースロー空港到着は現地時間の午後7時を回っていました。 アイスランドの火山の噴火は休憩中、BAのストライキも数時間前に解除された中での移動です。 とにもかくにも英国に到着できたことに感謝でした。 初日はロングフライトの疲れを取るために空港近くのホテルにチェックイン、そしてすぐ就寝。 翌日からは本格的な旅程が始まります…