遊戯三昧
遊戯三昧。 禅の言葉です。 何か楽しいことを探し求めるのではなく、今やっていることを楽しむこと、という意味です。 「自分探し」という言葉に、居心地の悪さを感じるのは私だけでしょうか。 何か、今とは違うおとぎの国に自分の居場所があるかのような響きを感じてしまいます。 今や現実を受け入れられないような弱い心で、新しい何かに対応できるのでしょうか? 国や土地や両親、すべて自分で選んで生まれてきています。 そして目の前にある、好ましいことも好ましくないことも、過去生からのそして今生の積み重ねの結果がそこにあるだけ。 好ましいことでも、好ましくないことでも、与えられた環境の今をまずは楽しもう。 不足や不満があれば、それを改善する努力をしよう。 そしてその努力や苦労までも楽しんでしまえば良い。 遊戯三昧。 霊的な光を当ててみると、またひとつ深みが増します。