霊的な痛み
霊的な痛みと言っても、悪霊の祟りだとか、いたずら霊の仕業というお話ではありません。 肉体の器質的な障害が取れているにもかかわらず、以前に患った部位が当時のように痛んだり疼いたりすることがあります。 このような現象は、自分は霊的存在であるということに気付いた方、そして曲がりなりにもその霊性を向上させようと努力されていらっしゃる方に起こります。 この種の痛みは、普段の生活中では気付かないものの、瞑想中やスピリットヒーリング後に顕著に感じるようです。 不安になって医療機関を受診してみても、お医者様からは原因不明とか異常なしとか言われてしまいます。 このような痛みを霊的な痛みと言っています。 かつてそのような痛みや病気に悩まされていた当時のことを思い起こさせ、当時の気付きの再確認を求めるものであったり、現在の自分と昔の自分を比較させて何かを教えたりするために起こります。 一旦停止のサインです。 肉体的な障害はありませんから、何かに気付いたり、しっかりと内省するとスーッと痛みは引いていきます。 ただしこの一旦停止のサインを看過し続けると、振り出しに戻って再び病気に煩わされる場合もありますので、よくよく自分自身を点検することが大切です。 逆説的かもしれませんが、霊的な痛みを経験される方は、霊的成長をしている証拠だと思われると良いでしょう。