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医者嫌い

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仕事がらか、お医者さん嫌いの人だったり、西洋医学不信の方にお目にかかることが多いです。 私もどちらかといえばあまりお医者様のお世話にはなりたくないタイプですが、西洋医学否定論者ではありません。 患者様の状態を冷静に見極めて、西洋医学的な診断や投薬を受けた方がいいと判断したら躊躇なくそれを薦めています。 かつてとある大学病院で生体検査を受けた経験があります。 若い先生だったこともあるのでしょうが、その検査はごく簡単に終わるようなことを言うものなので、こちらも軽い気持ちで受けてみたら、、、とんでもなかった! 術中はインターンの学生に囲まれて、まるで自分がモルモットになったかのような辱めを受け、帰宅後には麻酔が切れてくるにつれて痛みは増すのですが、鎮痛剤すら処方してくれていず…。 仕方なく市販の鎮痛剤でやり過ごそうとしましたがそれも効かず、結局一晩中痛みでうずくまっていた体験をしたことがあります。 この時の体験があってから、「できるだけ患者さんに負担をかけない方法で病気を治してあげたい」という気持ちが芽生え、後に東洋医学の道に進むことになりました。 その後この大学病院からは足が遠のき、やがてスピリットヒーリングに出会うことにもなります。 辛い体験でしたが、後々考えると有意義な体験をさせていただいたと思うことができます。 あの時、大学病院の先生が検査のことや術後のことについてしっかりと事前に説明してくれていたり、鎮痛剤を処方してくれていたり、検査入院なりで術後のフォローをちゃんとしてくれていたりしたら、この先生に対する私の評価は変わっていたことでしょう。 医者嫌いの人や西洋医学不信の方のお話を伺ってみると、私と同じように不快な体験をされている人がほとんどですので、そうなったお気持ちも理解できます。 ただよくよく伺ってみると、西洋医学不信になったきっかけの体験の原因がその担当医自身に問題があるのにも関わらず、その担当医を通して偏狭に西洋医学を見て判断している場合が多いのです。 「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、西洋医学不信の方は「一本の木を見て森のすべて」と誤解されていらっしゃることが少なくありません。 医療といえども人間が行う行為ですから完璧はありえません。 自分が完璧ではないのと同様に、偏差値が高いお医者様とはいえ人間的に完成されているわけではありません。 あま