三次元世界にグル(導師)は存在しません
多くの方は、尊敬している人物をお持ちのことでしょう。 歴史上の人物だったり、家族だったり、社内の人だったり、何かのリーダーだったり…。 時にはその生き様を手本とし、ある時は反面教師にし…。 しかしその尊敬が「崇拝」になると、これはいけません。 批判が無くなってしまい、その人物の言うがままに従い…、自らの自由意志を使わなくなってしまいます。 カルトはグル(導師)への個人崇拝を煽ることで成り立っています。 仕事柄、ごくまれに「グル探し」している方にめぐり合います。 私はグルになるつもりなんてさらさらありませんから、そのような人にはこうアドバイスします。 「この世に生きている人間に完全な人なんていませんよ。みんな何かしら欠点があるからこの世に修行しに来ているのです。例外はありません。特定の個人を崇拝するようなことをすると、あとで必ずしっぺ返しにあいます」と。 グルといえども人間。 必ずや人間であるが故の闇の部分を目にする時が来ます。 そのときの失望たるや、自分が持てる財産、時間、労力を費やしたぶんだけ比例して大きくなるものです。 「○○さんがこう言っているから…」はもう立派な思考停止状態。 崇拝の域に足を踏み入れています。 ご注意を。