◯◯公認の怪
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スピリチュアル関係のサイトを眺めていると、様々な団体や組織が「◯◯公認ミディアム育成」とか「△△認定ヒーラー養成」などとうたって受講生を集めています。 また個人のホームページでも「☆☆認定ミディアム」「**終了ヒーラー」と勲章のように高らかに掲げていらっしゃる方もいます。 この地球は未熟な魂の修行の場であって、魂の進化レベルでは幼稚園レベルと言われています。 地球上に存在する魂(人間)は、どんなに優れた人物と未熟な人とを比べたとしても、残念ながら年長さんと年少さん位の差しかありません。 幼稚園児同士が「◯◯ちゃんは鉄棒が上手だから鉄棒の先生になって教えて…」とか「◯◯君は足が速いからオリンピックに出してあげる」と言っている場面を大人が見たらどう思うでしょう? 「他人に教えるなんて無理だろ…」「オリンピックって…、あなたたちは世の中が良くわかってないからねぇ」と思いながらも、かわいいママゴト遊び位にして笑い飛ばすことでしょう。 これと同じように、私たちより進化している善霊から見たら、霊界を相手にする仕事なのに霊的に未熟な者が未熟な者を認定したり公認することは、彼らにはママゴト遊びにしか映らないことでしょう。 無論、社会経済体制の秩序維持のために、国家や権力が与えている免許や資格は必要です。 ごく一部の教育養成学校については、たちの悪い霊能者を排除するという一定の成果を上げていることも認めます。 ですが、こと善霊を相手にする仕事については、未熟なこの世の人間が権威を持っているとは思いません。 なのに、なぜ多くの人はこの世の人間が拵えた肩書きを欲しがるのか…。 霊界の道具、霊界の僕としてその人間を使うかどうかは、善霊が決めることでしょう。