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6月, 2011の投稿を表示しています

腹八分

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「健康維持のために食事は腹八分を守りましょう」というお話は良く耳にします。 確かに自分自身の経験から言っても、お付き合い等で満腹に食べた後は、いつまでもお腹の辺りが気持ち悪いし、動くのはおっくうになるし、眠くはなるし…と、あまり気分的にスキッとしません。 そんな日は決まって体脂肪率も上がっています。 同じように心の健康のためには情報も腹八分にしておくのが良いようです。 テレビでは経費削減のために、生放送の情報バラエティ番組、報道バラエティ番組だらけ。 朝から晩まで各局で同じ話題を何度も何度も繰り返し放送しています。 情報の垂れ流しと言っても良いほどです。 映像からは現場の雰囲気やバイブレーションといったものが見ている人に届きますから、知らない間に見ている人は影響を受けていますし、場合によっては(言葉は悪いですが)汚染されてしまいます。 明るくほのぼのとした話題ならまだしも、報道されることはほとんどが暗くネガティブなものですので、どうしてもそちらに引きづられてしまいます。 震災後に津波の映像を繰り返し見せられた子供達や一部の大人が、不安神経症になってしまったのもうなづけます。 大切な事実だけを一度確認したら、後はもう見ないという勇気を持ちたいものです。 心にも余計な脂肪を付けないほうが、軽々と爽快に過ごすことができます。

夏休みの宿題

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あと一月も経つと、学生さんやお子さんは夏休みの時期ですね。 夏休みの計画を立て始めていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 子供の頃、夏休みといえば宿題が最大の敵でした。 ずーっと遊び呆けて、夏休みの残り一週間位で泣きながら片付けたこともしばしば…。 それでも何とかかんとか、期限までに提出できたものでした。 当然のことですが、夏休みの宿題はその学年に合ったもの、すでに学んだことや学んだことを応用して解答できるものしか与えられません。 1年生に3年生の、あるいは3年生に6年生の課題を与えてもできるわけがありません。 意識体の成長・浄化は試練を通して達成されます。 夏休みの宿題と同じく、試練はその方のレベルに合ったものしか与えられません。 とてつもない壁に見える試練でも、その方の経験値に応じたものですから、必ず乗り越えることができます。 がんばりましょう!

頭と体のバランス

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知的事務的労働の多い方は、休日にはスポーツ等で身体を動かしましょう。 肉体的労働の多い方は、休日は読書等でゆっくり過ごすのがお勧めです。 これは、肉体と精神のバランスを適正に保って健康を維持しましょう、という最近の医学的な定説です。 今年の春は中高生のクライアント様を治療させていただく機会がよくありましたが、最近の中高生の傾向なのでしょうか、この肉体と精神のバランスが上手くいってないパターンが多く見受けられました。 そのほとんどがいわゆる「頭でっかち」の状態です。 別の言い方をすると「運動不足、発散不足」。 学生の頃はただでさえ学校の勉強で知的な部分にエネルギーを良く使います。 結果として、首から下の部分のエネルギーの循環が悪くなるのですが、放っておいてもスポーツや運動がそれを解消するように働きます。 10代の頃は血気盛んな時期ですので、普通はじっとしていられなくて勝手に身体を動かす方向に向かうはずなのですが、最近の10代はちょっと違うようです。 聞くと、空き時間には、テレビゲーム・携帯メール・パソコンでの動画鑑賞等をして過ごしている子が多く、運動は体育の授業だけという話…。 これでは「脳」の一部がオーバーワークになってしまいます。 必要な「知」の部分をおろそかにして、スポーツばかりしている、あるいはさせているのも人間的なバランスを欠いていると思いますが、本来身体を動かすべき時期にそれをしないのも問題ありです。 心療内科的な疾患が増えている現代ですが、その種は幼少期や学童期に撒かれているのかもしれません。