隙間のある生活を
カッカしながら何かをしている人、追いかけられるように何かに没頭している人、不機嫌そうにしている人などには話しかけにくいものです。
快く応対してもらうためには、その人のちょっとした隙(すき)をねらって話しかけるしかありませんね。
スピリチュアルガイド(指導霊)にとっても同様で、そういう人には近づき難いですし、援助しようとしても無視されてしまわれそうに思ってしまいますから、同じように隙をねらっています。
一方、雲の切れ間や、木々の葉の隙間、家の建具の隙間から太陽の光が差し込んでいる様子は、ほとんどの方が目にしたことのある光景だと思います。
心に余裕がない状況は、何かに覆われたまま光が差し込む隙も無い状態に似ています。
歴史上の精神的あるいは宗教的な指導者は、必ずと言っていいほど隙時間にインスピレーションを得ている様子が記述されています。
リラグゼーション、瞑想、白昼夢など、隙の作り方は様々あります。
要は仕事、家事、趣味といった日常を脇に追いやり、ボッーとしたり無心になる時間を作ることです。
ヒーリングも良い隙時間になります。
世の中では「スキマ時間の有効活用」とか称して、大切な「隙」すら現代人から奪おうとしている勢力もあります。
「何かをしていないと不安」という気持ちや、「スキマ時間」を失う事のほうが、心に暗闇をもたらす事なのに…。
いつもオープンマインドで、何事にも寛容で余裕があり、快活な人だったとしたらそんなスキを狙わなくても話しかけたりしやすいものです。
こういう人物を目指すことのほうが本当は大切なのでしょうが…。