今日の大切さ


春分の日は久しぶりに夫婦で出掛けておりました。

夜帰宅すると留守電モニターが点滅中。
旧知の信州の友人からの伝言は「震災で○○が亡くなった…」と。

折り返し電話しましたが、あいにく繋がらないので、ネットで新聞記事を確認すると確かにその女性の名前が…。

彼女は私より一つ年上の方で、若い頃は一緒にイベント等を運営した仲間でした。
最近は疎遠になっていましたが、一度は志を一つにした同志の死は、私の心に重くのしかかりました。

どういう状況で遺体が発見されたのかわかりませんので、どんな最期を迎えられたのかは正確にはわかりません。
海辺の町に住んでいましたので津波で流されたことは想像がつきますが、彼女を死に至らしめたのは果たして水によるものなのか、その後の火災によるものなのか、寒さによるものなのか…。

もし火災や寒さによるものだとしたら、被災後しばらくは意識があったということですので、彼女の迫りくる死への恐怖、絶望感、無念さといったものは、いかばかりだったろうか…。
そんな彼女の境遇に思いを馳せると、胸が張り裂けそうになります。

早すぎる彼女の死は、私に、人生の儚さ、今日という日の大切さをもう一度教えなおしてくれました。
マタイ25章の花婿を迎えに出た娘たちの話を思い出し、いつお迎えが来てもいいように日々準備しなければと…。

あらためまして、このたびの震災でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。

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