消えた鍵…、そして書類


「な、無い!昨日まではあったのに…、おかしいなぁ?」

つい先日、あるクライアント様に遠隔ヒーリングの申込書を記入していただこうと、待合室に取りにいった時のことです。

他のご案内とともに待合室に置いてあったはずの、”遠隔ヒーリングのご案内”と”申込書”がファイルごと無くなっていたのです。

いや、消えてしまったと言ったほうが正確かも知れません。

そういえばこれと同じ様なことが、昨年、英国のAFC (Arthur Findlay College) 滞在中にもあったことを思い出しました。

ある授業の前に、売店で買い物をしようと思って財布を取り出そうとしたのですが、財布を(宿舎の)部屋に置いてきてしまったことに気付きました。

部屋の鍵だけを持って財布を取りに戻ろうと考え、その鍵を入れてきたはずの肩掛けカバンをくまなく捜したのですが見つけられず…。

おかしいなあ、と思いながら念のために上着のポケット、ズボンのポケットもあらためましたがやはり部屋の鍵は見つかりません。

同じ鍵を持っているはずの同室のルームメートも近くに居なかったので、その時の買い物は諦めることにしました。

その後その授業が終わったので、少し離れた所に座っていたルームメートに近づいていき、「Tさん、悪いけど部屋の鍵を貸してくれる?(自分の鍵は)部屋に忘れてきちゃったみたいなんだ…」と言ったとたん、右のお尻に何やら固いものが触れる感覚が…。

ふと自分の右のお尻を触ってみると、なんと先刻さんざん捜したはずの部屋の鍵が尻ポケットに入っているではありませんか!

びっくりした私が事の経緯を説明していると、隣でそれを聞いていたW氏が「あー、アポーツ現象だね」とクールに教えてくれました。

アポーツ現象を和訳すると、瞬間移動現象となりますが、要は物質が突然消え失せたり、遠くにあるはずのものが目の前に現れたりする現象です。

アポーツ現象のことは知ってはいましたが、100年位前の物理霊媒全盛の頃の話だと思っていましたので、それがまさかこの21世紀に自分自身の身の上に起こるとは全く思ってもいませんでした。

指導霊は、気付きを促したり、警告のために、時として思いもかけない霊的現象を体験させます。

霊的な現象は興味本位に扱うものではなく、自分自身を省みるための材料とするものです。

あの時の私も始めは驚きだけだったのですが、自分なりに指導霊の意図するものを考えることで内省する時間を持つことができ、徐々に霊界への感謝の気持ちへと変化していきました。

そのアポーツ現象がまた起こっている…。

遠隔ヒーリングの運用方法を見直す時期に来ているのかな?

ちなみにそのファイルは未だに出てきてくれません…。

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