祟り?
お子さんの病気に悩むあるクライアント様が、たまたま霊能者と名乗るある人物からお子さんの病気の原因は先祖の祟り云々と言われたということで、とても不安がって相談にいらっしゃいました。
誤解を解いてさしあげ、さらにヒーリングで気持ちを整えてさしあげて、お帰りになる頃にはすっかり元気を取り戻していらっしゃいました。
少し考えていただきたいのですが、もしあなたがあの世に行ったとして、愛情を持って一緒に過ごしたあなたの子供や孫の不幸を願うでしょうか?
多くの人の答えはノーだと思います。
いろいろな家族の形がありますから、中にはいがみ合ったり、喧嘩ばかりしている家族もあることでしょう。
しかし、もしそんな家族の中にいたとしたら、自分が他界することによってそういう煩わしさから解放されるのですから、清々し、あえてそのいがみ合いの輪に戻ろうとはしないことでしょう。
目に見えないことをいいことに、相手の恐怖心を利用する方法は、霊感商法や悪質な宗教団体の常套手段です。
恐怖心をあおるようなことをするその人物こそがまさしく悪霊そのものと言えるのではないかと思います。
これと似たような事例で、終末思想を盾にして人々を誤った方向に導く宗教団体もあります。
「世界で先に気づいた ○○○人 しかあの世で救われない」と吹聴し、恐怖心をあおって勧誘しようとするものです。
神が人数制限をする?
神がそんな了見の狭いことをするとは思えないのですが…