人生のカウントダウン


昨日、ヒーリングにいらっしゃったある女性クライアント様から伺ったお話です。
プライベートセッションで受けたメッセージに動かされ、スケジュールの隙間を見つけて離れて暮らす実家のお母様に会いに行かれたそうです。

お母様は数年前から軽い認知症を患われていらっしゃるそうで、普段は一緒に住むお姉様が面倒を見られていらっしゃるとのこと。
そのお姉様は「毎日が落語の世界…」と日々お母様を巡って起こる事件を明るく受け止めていらっしゃるご様子です。
そして件のクライアント様が今回帰省した時には「子供の面倒を見るのと違って、親の世話をできる時間には限りがある…、お世話出来ることの幸せを大切にしようと…」とお姉様がおっしゃっていたそうです。

クライアント様はその言葉に甚く感動され、お姉様を尊敬する気持ちが深くなったということでした。
隙間を縫って帰省した甲斐があったようです。

私にも離れて暮らす高齢の父親がいますが、父親は家族に対して決して愛想の良いタイプではありませんし、これまで過ごした長い時間の中には対立や反駁の時もありました。
一方で、私が不自由を感じることなく育ててくれたという事実もありますし、愛情豊かに接してくれた記憶もあります。

生命は永続するものの、彼とこの世にいる時間は明らかにカウントダウンに入っています。
最近は年に一度帰省できれば良い方ですので、あと何回直接会えるだろうか、そしてあと何回メールのやり取りや電話をできるだろうかと思うと少々センチメンタルになってしまいます。
残された貴重な回数をできるだけ感謝を伝える機会にしたいし、思いやりを持って接するようにしたい…
そんなほっこりした気持ちにさせるクライアント様のお話でした。

クライアント様とそのお姉様に感謝…

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